アメリカ西海岸旅行記 Pt.8 ロサンゼルス3日目,サンディエゴ1日目
かなり間が空きましたが、アメリカ西海岸旅行記3日目です。
1,朝食〜ユニオンステーション
この日はサンディエゴに移動するのみだったので、遅く起きました。確か9時頃だったかと思います。まずは、朝食ということで食堂に行き、何の変哲もない朝食を食べました。思い返すとここの朝食が一番面白みが無かった気がします。
朝食を食べた後は、トラウマと化したシャワーを浴びました。
かなり覚悟して浴びたんですが、流石に誰かが文句を言ったのか普通の温度になっており、快適に浴びることができました。
その後、11時くらいにホステルをチェックアウトし、ユニオンステーションに向かいます。昨日の反省を活かし、初めからGoogle Mapに頼りユニオンステーションへの直行バスに乗りました。50分くらいでユニオンステーションに到着し、Amtrakの案内所で次の便がいつか聞きました。すると、次の便は3時間後とのこと。
まさかのタイムロスです。かと言って他にサンディエゴに行く手段も無いので、券売所に向かいチケットを購入しました。40ドルくらいだった気がします。買う時にパスポートのチェックをされました。アメリカは至る所でパスポートチェックがある気がします。
その後、昼食を食べようと思いユニオンステーションの周りをぐるっと歩いたのですが、結局大したものが見つからず駅の中にあるSUBWAYでサンドイッチを買ってAmtrak待ちの人専用の待合室で食べました。
Amtrak待ち専用の待合室。なんとなく歴史を感じさせるデザイン。
SUBWAYはどこで食べてもSUBWAY。ピクルスマシマシにしてもらいました。(食べかけの汚い画像でスミマセン)
食べてから30分くらいした所で飽きたのと煙草が吸いたくなったので、駅の周りを散歩することにしました。
駅の正面玄関から出て道路を渡るとメキシコっぽい町並みが見えてきました。
後から調べてみたところ、メキシコ人の街だったようです。リトルトーキョー的な感じでその国の人が集まっている街があるんですね。
お土産やらなんやらが売っていましたが、サンディエゴからメキシコに行く予定だったのでぶらっと歩いて帰りました。戻る途中、中国人カップルに Are you Korean?と話しかけられ No I'm Japaneseと答えるとHelp!と返されました。何事かと思ったら、アジア系の老人が迷子になっており、何を話しても通じないので言葉が通じる国の人を探していたようです。
まだ時間もあったので、老人に日本語で話しかけたり、日本語わかりますか?とiPhoneに表示して見せたりしたのですが結局反応はなく。役に立てずごめんね。と言って待合室に戻りました。
戻るとちょうど電車が到着し、搭乗が始まっておりました。
今回乗ったAmtrakがこちら。
貨物列車ですか?ってくらいゴツいですよね。日本の新幹線がいかにおしゃれかがわかります。
適当に乗り込み、近くにいた乗務員にこの席ってどこ?と聞くとどこでも座っていいんだよ。海が見えるのは右側だからこっちに座るといいよ。と答えられました。座席番号みたいなものが書いてありましたが思い過ごしだったようです。
というわけで海側の席を確保し、持ってきたiPadで漫画を読み、駅で買ったお菓子とダイエットドクターペッパーを楽しみながらサンディエゴまで快適な時間を過ごしました。
狭いように見えますが、日本の新幹線の1.5倍くらいの広さがあります。
かれこれ3時間半ほどかけて、ついにサンディエゴ到着です。
サンディエゴのAmtrakの駅はこんな感じです。まだ18時半だったので明るいです。
Amtrakから降りてとりあえず宿に向かうことにしました。
歩いても30分くらいのようだったので徒歩で向かいます。
歩いていると、これまでの街とは違う印象を受けました。
何が違うかというと治安が圧倒的に良いのです。ホームレスもあまり居ないしヤク中みたいな人も居ません。それだけでこの街を好きになれました。会社の広報の方が、サンディエゴはいい街なので是非行って欲しいと言っていた理由が用意に理解できました。
特に怖い思いもすること無く歩いて宿に到着です。
この日の宿はこちらです。
ダウンタウンの中心地にあるにも関わらず、安くて綺麗で良かったです。
部屋は10人部屋でしたが、半分くらいしか埋まっていなかったので快適に過ごせました。
荷物を置いた後は、まだ時間があったのでメキシコのティファナに向かうことにしました。サンディエゴの南にはメキシコとの国境があり、ティファナは国境からすぐに行ける距離の街なのです。この日以外にサンディエゴに居る日は、翌日と翌々日の帰国日だけなので先に行っておこうと思ったのです。
というわけで、近くの路面電車乗り場からメキシコへの国境駅行きの電車に乗りました。約40分くらい電車に乗って19時40分くらいに国境に到着しました。
このような感じで鉄格子を抜けるとすぐにメキシコです。
鉄格子を超えてしまうとアメリカの入国手続きをしないと戻れないので要注意です。他の旅行者のブログ等を見ているとパスポートを宿に置きっぱなしのまま鉄格子を超えてしまい、アメリカに戻るのに相当苦労した人も居たようなので、絶対にパスポートは持ってメキシコに入って下さい。
鉄格子を抜けた後は、メキシコ人は特にチェックもなく歩いてメキシコに入国できます。外国人は外国人向けのカウンターがあるので、そこで滞在目的を答えてパスポートに印鑑を押してもらいます。厳しい質問も一切なく、ほぼスルーな感じで入国できます。
チェックを終え、国境を抜けるとそこはメキシコです。と言っても特に感動は無く、なんか寂れた街だなあという印象を受けました。ガイドブックによると道なりに歩いていくとティファナのダウンタウンまで20分ほどと書いてあったので徒歩で行くことに。
歩いていると通りすがりにチーノと言われることがよくありました。チーノは中国人のことで若干差別的なニュアンスも含まれているそうです。
また、通りすがりに日のついた煙草の吸殻を投げられたこともあり、アジア人が嫌われているんだなと感じました。当たらなかったので良かったです。
というわけで道なりに歩いていったのですが、高速道路のジャンクションが入り乱れていて街の明かりのある方向に通じている道が全くわからず、辺りも暗くなっていき、恐怖を感じたので街には行かずすぐに戻ることにしました。
何のために国境を超えたのかわからないですが、命の方が大事です。
アメリカの入国はかなり混み合っていると色々なブログで見ましたが、夜だったこともあり待ち時間はほぼゼロで入国手続を済ませられました。女性の入国審査官が担当だったのですが、メキシコに観光しに行ったけど暗いし道がわからないし怖いからすぐに帰ることにした。と行ったら少し笑われました。
そして、再び40分ほど路面電車に乗り、ダウンタウンに帰還です。
泊まっていたホステルがアルコール禁止だったので、近くのバーで飲んでから帰ることにしました。サンディエゴが夜も治安が良いので安心して飲めます。
入ったのはホテルの近くのバーで、明るくてオシャレな雰囲気でした。
サンディエゴはIPAの名産地ということで、ビールを大量に飲むことに。
バーのマスターもとてもいい人でしたし、頼んだピザも安くて美味しかったので満足でした。これまでビールを飲む時は店で買って宿で飲むスタイルだったので、特に楽しかった気がします。
またもや食べかけ&飲みかけで申し訳ない限り。ピザとビールの組み合わせは最高。
結局、調子に乗ってパイントで三杯(1.5リットル)くらい飲んでいい感じに酔っ払ったところで退散しました。戻ったのが22時半くらいで、部屋の電気が消えていたので荷物をロッカーに突っ込んで、歯も磨かず寝ました。
殆ど移動で終わった日でしたが、これはこれで楽しかったなーと思います。
また長距離列車で旅行したいです。
続きます…!