たやいログ

仕事・カメラ・グルメについて自由気ままに書く雑記です。

アメリカ西海岸旅行記 Pt.7 ロサンゼルス2日目

 

tayai.hatenablog.com

 

やっと西海岸旅行記7日目、ロサンゼルス2日目です。

1,朝食〜バス

7時くらいに起きて、朝食を食べにホステルの食堂に向かいました。

こちらのホステルの朝食はこれまで無かったコーンフレークがありました。

 

また、袋詰になったカットリンゴとペットボトルに入ったオレンジジュースもあり、宿で用意しているというよりは業者から買って並べているみたいな印象を受けました。

 

サクッと朝食を食べて、昨晩は疲れきってシャワーを浴びずに寝たのでシャワーへ。

これまでのホステルは個室のシャワーでしたが、こちらのホステルはプールのシャワーみたいな感じでトイレに併設されているタイプでした。

 

アメリカのシャワーは水とお湯の蛇口がそれぞれ付いていて、二つを回してちょうどいい温度まで回して使う事が多いですが、こちらのシャワーはお湯の蛇口のみでした。

Booking.comのレビューにシャワーがぬるいと文句が書いてあったので、ぬるいのかーと思いつつ蛇口を回すとなんとなく熱い…!

 

出している量が少ないせいだろうなと思い、最大まで出してみるとやはり熱い…!

上島竜兵もびっくりするくらい熱かったと思います。50℃近くあったのではないでしょうか。

 

シャワーを浴びても熱いを通り越して痛いので、身体に当たるまでに少しでも冷めるようお湯を遠ざけて浴び、どうにか身体を洗うことが出来ました。

ツイン・ピークスを謎ルートで登り切るなど色々と辛い事もあったアメリカ旅行でしたが、このシャワーが一番辛かったと思います。それくらい熱かったです。

 

地獄のようなシャワーを浴び終わって、部屋に戻り荷物の準備をしていざ出発です。

昨日乗ったバスの路線に再び乗ってハリウッドを目指します。

 

サンタモニカは快晴でした。海が美しい。

f:id:tayai:20160605055216j:plain

 

ホステルの近くにバス停があったので、そこで待ったのですが待てど待てども別の方向にバスが行きます。

これはおかしいと思い別のバス停に行ってみると To Downtownと書いてある別の路線のバスが。これに乗って電車でハリウッドに行けばいいかと思い、乗り込むと、Where are you going?と聞かれたのでDowntownと答えるとTake another busと返されました。えっ?ダウンタウン行きじゃないの?と思いつつも、まあそういうことなのだろうと思い別のバス停へ。また同じ種類のバスが来たので乗ると同じやりとりをするハメになりました。

 

結局、頼るべきはGoogle先生ということで調べたところ20分後に近くのバス停からバスに乗れということで大人しく待つことに。結局10時にホステルを出て、バスに乗ったのが11時。なんとも無駄な時間を過ごしたものです。

 

こうしてバスに乗り込み、ハリウッドへ。

 

途中、かの有名なビバリーヒルズの看板の前を通りました。

わざわざ降りるような場所でもないなと思ったのでバスから写真を撮って終わりです。

フィッシャーマンズワーフの経験から大したことのない観光地を察知する能力が高まっている感じがしました。

 

f:id:tayai:20160605055815j:plain

2,ハリウッド

1時間ほどバスに乗って、ついにハリウッドに到着です。

メインストリートには、Walk of Fameのスターが所狭しと埋まっていて、好きなアーティストのものを幾つか見つけることが出来ました。

 

SLASH

f:id:tayai:20160605060111j:plain

RUSH

f:id:tayai:20160605060106j:plain

 

ただ名前の入った星が埋まっているだけですが、やっぱり自分の好きなアーティストのものがあると嬉しいものですね。

 

ハリウッドには大道芸人みたいな人が沢山いて、話しかけてきて一緒に写真を撮らされ、チップを要求されるというのは前から知っていたので気を付けながら歩いているとラッパーみたいな奴が話しかけてきました。

 

「ヘイ!どこから来たんだ?名前は?」と聞かれたので適当に答えてあしらっているとCDにサインをし始めて無理矢理押し付けられました。要らんわと突き返すものの、お前の名前が入っているから今更返されても困るよ。俺は有名なラッパーだからチップをくれ!としつこく付きまとわれました。

 

NO!! NO!!と断るもののしつこいので1ドルを渡して退散しようとすると、有名なラッパーなのに1ドルは無いだろとゴネ始めて面倒になったので5ドルならどうだ?と聞くとOKとのことだったので仕方なく5ドル払いました。ご丁寧に20ドルでお釣りをくれました。しかも全部1ドル札で。

 

チクショーと心のなかで叫びながら、歩いていると同じような輩にひっかかっている韓国人を見かけてご愁傷様だなあと思いました。これからハリウッドに行く方は気を付けてくださいね。

 

その後、有名なチャイニーズ・シアターへ。

f:id:tayai:20160605061105j:plain

手形を色々見ましたが、人が多いのとどれが誰のものなのかよくわからないのでサクッとその場を去りました。

 

そして、重大な事実に気付きました。ここは、1人で来て楽しいところではないと。

それに気付いたので昼ごはんを食べてダウンタウンに移動することに。

 

昼ごはんは、メキシコ料理屋でエビのタコスを食べました。

値段の割に量は少なめでしたが、一緒に付いていた辛いソースが美味しかったです。

 

メキシコ料理と言えばコロナビールですね。

f:id:tayai:20160605061416j:plain

 

こうして、世界的にも有名な観光地ハリウッドをものの2時間で立ち去り、ダウンタウンへ向かいました。

3,グラミー博物館へ

どこに行くか悩んだ結果グラミー博物館に行くことに。

 

グラミー博物館はその名の通り、グラミー賞受賞者の所有物などが飾られている博物館です。アメリカのロック好きにはたまらない場所ですね。

前日にバスに乗った駅で降りて、徒歩で博物館を目指します。

 

この日はかなりの晴天でTシャツ一枚で歩けるくらいの気温でした。

途中、喉が渇いたので目に入ったスタバへ。

 

スタバはどこに行ってもスタバと言いますが、ロスも日本と殆ど変わらない感じでした。注文すると店員のオシャレメガネのダンディーなおじさんからどこから来たの?と聞いてきたので日本だよーと答えると腕に彫ってある漢字のタトゥーを見せてくれました。日本の文化が好きらしく、コーヒーを受け取る時にアリガトウゴザイマスと言ってくれ好印象でした。

 

ここではアイスコーヒーとクッキーを購入。スタバのクッキー、好きなんですよ。

f:id:tayai:20160605062416j:plain

※名前はボカしてあります。

 

スタバは煙草が吸えないので日本では滅多に行かないですが、アメリカはどこの店でも店内で煙草は吸えないので結局どこでも一緒です。久しぶりに飲むスタバのコーヒーはやたら美味しい気がしましたね。

 

スタバで休憩してから10分くらい歩いてグラミー博物館に着きました。

この時はボブ・ディランの写真展をやっていました。

 

f:id:tayai:20160605062823j:plain

中は撮影禁止なので、写真はありませんがグラミー賞受賞者の衣装などが飾ってあって面白かったです。あとPrinceがグラミー賞を受賞した時の映像が流れていて魅入ってしまいました。亡くなってしまったのだな…と思うと少し悲しくなりました。

4,ダウンタウン散策

この後は天使のマリア大聖堂やらがあるCivic Center駅の周りを散策することに。

最寄りの駅まで行って、一本電車を乗り継ぎCivic Centerの駅で降りました。

f:id:tayai:20160605063222j:plain

 

看板に書いてある通り、Civic Centerの駅にはGrand Parkという公園が併設されています。

快晴の天気でまさに写真日和だったので、まずはここで写真を撮ることに。

 

西海岸に沢山植えてあるジャカランダの花。

日本では熱海とか宮崎に植樹されているそうです。

f:id:tayai:20160605063420j:plain

落ちた花もまた美しい。

f:id:tayai:20160605063625j:plain

Civic Center

f:id:tayai:20160605063817j:plain

一通り写真を撮った後は天使のマリア大聖堂に向かいました。

 

とても特徴のある現代的な教会です。

f:id:tayai:20160605063918j:plain

中はこんな感じ。

f:id:tayai:20160605064016j:plain

 

教会を出た後は、適当に写真を撮り歩くことに。

 

ウォルト・ディズニー・コンサートホール。

とても特徴のある面白いデザインですね。

f:id:tayai:20160605064311j:plain

いい光が差し込んでいたので撮った花。

オールドレンズならではの色合い。

f:id:tayai:20160605064428j:plain

ロサンゼルスらしい一枚。

高層ビルが多いので縦で写真を撮るのが楽しかったです。

f:id:tayai:20160605064554j:plain

こんなに沢山高いビルがあるにも関わらず新しいビルの建設が進んでいます。

f:id:tayai:20160605064806j:plain

という感じで街をアテもなく歩きながら写真を撮りまくりました。

特に珍しいものも観光地的なところもありませんでしたが、ロスに居た中で一番楽しい時間だったなと思います。ロサンゼルスは街撮りが楽しい街ですね。

5,リトルトーキョーへ

そのまま歩き続けると街の中心地に出たので、リトルトーキョーに行くことにしました。

また来た方向に戻る感じになりますが、少し道を変えて歩きます。

 

歩いているとなんとなーく治安が悪い地域に入ってきました。

f:id:tayai:20160605065212j:plain

 

後から知りましたがSkid Rowという治安の悪い地域に差しかかかった場所だったようです。Skid Rowの存在自体は知っていましたが正確な場所までは把握していなかったので、まさか自分の歩く道がSkid Rowの端だとは思わず。

 

ホームレスや薬物中毒者がいましたが特に怖い思いもせず通過する事が出来ました。

治安が悪いのは間違い無いので入らないに超したことはないです。女性は特に気をつけてください。

 

Skid Rowを抜け、Civic Centerの右側を通過し、ロサンゼルスのジャパンタウンであるリトルトーキョーに到着しました。

f:id:tayai:20160605065622j:plain

リトルトーキョーには、焼肉屋、寿司屋、ラーメン屋、うどん屋など様々なレストランがあります。アメリカの料理も食べ飽きたので、何か日本食を食べようかなと思いましたがどれも比較的高い。

 

そんな中でNINJA MARKETという日本の食材を扱うスーパーがあったので興味本位で入ってみることに。お菓子から調味料まであらゆる日本食が揃っておりました。

 

※広告の品と書いてあるものの本当に広告が出ているかは不明

f:id:tayai:20160605065953j:plain

 

上の写真以外にも惣菜コーナーには色々なものが売っていて、時間が遅いこともあり値引きシールが貼られていました。その中からおにぎりとカルフォルニア巻きを購入し、外にあったテラス席で食べました。

 

f:id:tayai:20160605070151j:plain

カルフォルニアで食べるカルフォルニア巻は美味かった。おにぎりの写真は無いです。

6,サンタモニカへ

その後はぶらっと歩いて近くの駅から電車に乗ってユニオンステーションへ。

 

リトルトーキョーは比較的新しめな地域なので、ロスの電車の中でも一番新しいゴールドラインが走っています。ゴールドラインは東京メトロに引けをとらないくらい綺麗でした。乗っている乗客もなんとなく身なりが綺麗な人が多かった気がします。

 

そしてユニオンステーションからバスに乗りサンタモニカへ戻りました。

サンタモニカは、割と治安のいい場所なので夜歩いていてもそんなに怖くは無いです。

ということで少し散策することに。

 

有名なサンタモニカの看板

f:id:tayai:20160605070656j:plain

桟橋から見たサンタモニカの街

f:id:tayai:20160605070716j:plain

長谷川潤がプロポーズをされたという小さな遊園地

f:id:tayai:20160605070821j:plain

という感じでサンタモニカをふらっと散策しました。

綺麗な歌声の女性シンガーが歌っていたり、かなり雰囲気のいい場所でしたね。

 

前日はなんでこんなクソ遠い所に宿を取ってしまったんだと後悔しましたが、ゆったり散策してみるととても良い街だなと思いました。

ここでプロポーズをするというのはとても素敵だなあとしみじみ思いました。

 

そして、帰りに酒屋でビールとおつまみを買ってホステルの中庭で飲んで1日の疲れを取りました。この日も20kmくらい歩いたので脚は結構きていた気がしますね。

 

余談ですが、こちらのホステルは飲酒禁止らしく飲み終わった頃に巡回していた職員に軽く注意されました。HI系列のホステルはどこも同じようなので、お酒を飲みたい人はUSA HOSTELS系列をオススメします。

 

てなわけで部屋に戻りすぐに寝ました。

 

Pt.8に続きます…!