たやいログ

カメラ・グルメ・仕事観などについて書く雑記です。

【Life is Tech】ヒーローのように働く7つの法則を読んだ

『ヒーローのように働く7つの法則 月給22万円だった僕が、世界的IT企業に認められて世の中を変える事業を立ち上げることができた驚きの秘訣』という本を読みました。

 

昨年あたりに話題になった中高生向けプログラミングキャンプを主催するベンチャー企業『Life is Tech』の創業者が書いた本です。赤銀を退職してLife is Techに入社した社員を主人公と設定して書かれています。

 

非常に文体が読みやすくページ数もそこまでないので往復2時間の通勤時間でサクッと読み終えました。良かった点、悪かった点に分けて感想を書いて見ようかなと思います。

 

■良かった点

 

・ストーリー立てされているので読みやすい。

銀行を退職してLife is Techに入社した新入社員が主人公とされており、彼が入社してからシンガポールでキャンプを開催するまでのお話です。

・純粋に内容が面白い

NPO法人 CANVASGoogleが共同で中高生向けプログラミングワークショップを開催するなどプログラミング教育が非常に盛り上がっている昨今ですが、彼らが創業した時点では日本のプログラミング教育はほぼ浸透していませんでした。その中で新入社員が奮闘する様が描かれているのは非常に面白かったです。

事業を起こす上で心がける事がタメになる。

何故自分の会社がそれをやらなければならないのか、他社と組んで行う企画に本当に自社は必要なのか。など当たり前ではあるものの皆が忘れがちになっている事が随所にはっきりと書かれていたのがとても良かったと思います。

 

■悪かった点

 

・タイトルが内容と一致していない

タイトルが月給22万円だった僕が、世界的IT企業に認められて世の中を変える事業を立ち上げることができた驚きの秘訣と書いてあるのに蓋を開けたら創業者ではなく銀行から転職した社員の話でした。普通このタイトルと表紙を見たらLife is Tech創業までの奮闘記が書かれていると思うはずです。私はそこが知りたかったので非常に残念でなりません。

・ターゲットがよくわからない

本のターゲットが不明です。なんとなく銀行に就職してつまらない毎日を送っている人に向けて書いているのか、起業をしようとしている人向けに書いているのか、はたまた夢のある高校生・大学生に向けて書いているのか。そこがあまり伝わってこない内容でした。

・社長が神のような存在として描かれている

新入社員に対して創業者が神の如く書かれています。創業するまでに苦節困難が多々あったのは間違いないのだから自身の失敗からの経験等をもっとさらけ出して欲しかったです。

 

という事で感想を書いてみました。

自分の立場からすると起業をしようとしている人、退屈な会社員生活を送っている人達に対して自分が起業した経緯や起業までの困難を中心に書いてくれればより面白い内容になったのではないかなと思います。

 

比較的悪かった点を多めに書いてしまったかも知れませんが、読み物としてはとても面白かったのでオススメです。