たやいログ

仕事・カメラ・グルメについて自由気ままに書く雑記です。

アメリカ西海岸旅行記 Pt.9 サンディエゴ2日目

 

tayai.hatenablog.com

 

前記事からまたもや間が空きましたが、アメリカ西海岸旅行記 サンディエゴ2日目です。

 

1,朝食〜リトルイタリー・海辺

8時くらいに起きて、ユースホステルの朝食を食べました。

朝食はこれまでと変わらない感じでしたが、シリアルが充実していたことと豆乳があったのが良かったなという印象です。

 

朝食を食べた後、昨晩飲んでそのまま寝たのでシャワーを浴びました。

こちらのホステルは、部屋にシャワーが付いているタイプのホステルでしたが同居人が少なかったので悠々とシャワーを浴びられて快適でした。

 

シャワーを浴びた後は身支度を整えて街へ繰り出しました。

最初に向かったのがリトルイタリーです。

 

リトルイタリーは、その名の通りイタリア人の方々が作った街で街並みがとてもオシャレなのが特徴です。

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適当に歩いてもオシャレなカフェテリアやらレストランに入れるくらいのオシャレさですね。

 

まだ早い時間でお昼を食べるには早かったので一通り街を見て、海辺の方に向かいました。

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写真の通り、サンディエゴの海辺は開けていてとても気持ちが良い場所でした。

この日は天気もかなり良かったので最高でしたね。

 

空軍母艦の中に入れるツアーもあったのですが、ちょっと値段が高かったのとチケット売り場がわからなかったので行くのを断念しました。

2,オールドタウン〜バルボア・パーク

この後、海辺からサンタフェ駅まで歩き、電車に乗ってオールドタウンに向かいました。

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サンディエゴの電車はこんな感じです。

中の写真はありませんが、都バスを電車にしたようなイメージです。座席も清潔で快適です。

 

20分ほど電車に乗って目的地オールドタウンに到着です。

オールドタウンは、かつてのサンディエゴを模した街でしてメキシコの文化が深く感じられる街並みになっています。

 

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※あれ、いつの間にかメキシコに?と思ってしまうような街並み

 

ふらふらっと観光をした後、ここで昼食を食べることにしました。

選んだのはオールドタウンの中心にあった一番大きなレストランです。結構混んでいたので間違い無さそうかなと思い、こちらをチョイスしました。

 

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まずはアペタイザーのトルティーヤチップスから。

 

これ、食べたら料金発生するやつだろーと思いつつ食べたのですが、後から会計を見たらサービスだったようです。有難い。

 

見るからに量が多いですが、これ一人分です。二人で来ている人にはさらに多くのチップスが運ばれてきていました。

 

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そーしーてー。メキシコ料理と言えばコロナビールです。

ビールとピリ辛のトルティーヤチップスが抜群に合います。

 

気付いたらチップスを殆ど食べ終えてしまっておりました。

このボリューム、ラーメン二郎に行った時に親しいものがあるなと思っていたら料理が運ばれてきました。

 

注文したのがこちら。

 

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凄まじいボリュームですね。

上の方にある包み紙の中にはナン的なものが入っております。

これにプレートの諸々を載せて巻いて食べるという具合です。

 

右上にある豚肉のミンチ的なものがとても美味しかったです。

結局、かなりのボリュームに苦しみながらもどうにか完食しました。

 

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※オールドタウンでやたら見かけた鳥。他の客が残したトルティーヤチップスを食べに集まってきたところを激写! オールブラックでかっこいいです。

 

昼食を食べ終えて次に向かったのがバルボアパークです。

バルボアパークはサンディエゴで一番大きな公園で、中には動物園もあります。

日本で例えるならばスーパー上野公園ですね。

 

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ふらふらと歩いていると、なんと孔雀がおりました。

お金を払わずに動物園の中に入ってしまったのかな…?と不安になりましたが、そんなことはなくバルボアパークに住んでいる孔雀のようです。

 

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こういった日本では近くで見られない動物が身近にいるのが海外の魅力ですね。

 

また、小さな植物園もありオールドレンズが大活躍しました。

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全てJPEG撮って出しです。

お手軽に雰囲気のある写真が撮れるオールドレンズは素晴らしいです。

 

また、植物園の周りの池には鴨なんかもおりました。

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この後は、バルボアパーク内をちょろっと歩いたのですが、特段良さげなものもなく17時頃となりました。サンフランシスコのフィッシャーマンズワーフでも感じたことではありますが、サンディエゴも観光地としてはそこまで色々ある場所じゃないんだなーと改めて感じました。ビールを飲んでのんびりバカンスをするような感じの街ですね。

天気もいいですし、次に来る時はもっとゆっくりしたいです。

3,再びティファナへ

この後、どうするか悩んだ結果昨晩断念したメキシコのティファナに向かうことにしました。というわけでティファナ行きの電車に乗り込みました。

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またもや、45分ほどかけてティファナに到着です。

2日目ということで特に緊張することもなくメキシコへの国境を通過します。

2日連続なので怪しまれないかなという心配はありましたが、特にそんなことも無くサクッと通れました。

 

18時頃でまだ明るかったので徒歩で街まで行けるかなと思ったのですが、面倒になったのでタクシーに乗ることに。ティファナのタクシーはUSドルも使えるので両替の必要がなく安心です。

 

10分ほどタクシーに乗って、ティファナのメインストリートであるレボルシオン通りに無事到着!タクシーに乗ってわかりましたが、初見で歩いていける距離じゃないなと思いました。運賃も5ドルくらいなので、安全を考えるとタクシーに乗ることをオススメします。

 

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※レボルシオン通りのシンボル的なゲート。一眼を出すのが怖かったのでiPhoneで撮影。

 

レボルシオン通りに到着してすぐに向かったのがお土産屋です。

メキシコはアメリカと比較すると物価が安いので、家族やら友人やらに買っていくお土産は全てメキシコで買おうと思っておりました。

 

最初に入った店では、日本語でヤスイヨーヤスイヨーと話しかけられ、完全に日本人として認識されました。革のベルトやら色々オススメしてくるのですが、わざわざここで買うもんじゃないだろというようなものばかりで結局何も買いませんでした。その後5,6軒ほど周りましたがどこも同じような感じで何も買わず。

唯一惹かれたのはアステカのカレンダーくらいでしょうか…。

 

結局、ブラブラしたあと適当なカフェに入ってビールを飲みました。

メキシコ産のIPAです。

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※メキシカンIPA 4ドルくらい。

 

こちらのお店、メキシコとは思えないくらいのオシャレさで店員さんもなんとなくアメリカ文化染まった感じの人が多かったです。ビールもかなり美味しかった記憶があります。

 その後、カフェのお釣りで渡されたメキシコ・ペソを使うべくコンビニへ行き、コーラを買いました。そして目の前に止まっていたタクシーに乗って国境へ。

 

行きのタクシーの運転手はひたすら誰かと電話をしている(海外タクシーあるあるだと思う)無愛想な兄ちゃんだったのですが、帰りのタクシーの運転手は愛想の良いおっちゃんで色々世間話をしてくれました。その挙句、お前いいやつだから4ドルでいいよー。と行きのタクシーよりも安くしてくれてラッキーな経験をしました。

 

帰りの国境は、謎の列が出来ていてとりあえず並んだのですが、20分ほど待った後にどうやら自分の並ぶべき列ではないことに気付きました。何故なら並んでいるのがメキシコ人しかいないから。そんな中に日本人が1人だけ並んでいて誰も突っ込まないのもおかしいですが、割と国籍不詳顔なので仕方なかったのかも知れません。

 

その事実に気付き、近くの職員にこれって私は並ばなくていいの?と聞いたらYESと答えたので無駄な時間を使ったことに後悔をしながらイミグレへ向かいました。前に並んでいたのが、日本人の会社員っぽいおじさんとおばさんでして、二人が顔パスレベルの早さで通過していったので、これは余裕だなと思っていたのが束の間。

 

検査官の前に立つや否や、なんで目が充血しているんだ?ドラッグをやったのか?など厳しい質問を受けました。挙句の果てに荷物を全て見られて、怪しくないことがわかったようで通して貰えました。イミグレでは毎回辛い思いをしている自分ですが、今回が一番厳しかったような気がします。1週間以上髭を伸ばしっぱなしにするのは良くないですね…。

 

イミグレを通過した後は、サンディエゴのダウンタウンに戻り、晩ごはんを食べました。昨日と同じくバーに行こうかと思いましたが、折角なのでちょっと良さげなレストランで魚料理を頂きました。

 

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もちろん、始まりはビールから。

 

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そして、メインのサーモンステーキ。お上品な味で美味しかった。

 

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最後はビアフライト。4種類のビールを少しずつ飲めるというお得なセットです。

 

この後、つまみにポテトフライを頼みましたが鬼のような量で死にそうになったので写真は撮っていません。

 

そんなこんなでほろ酔い気分でホステルに戻り、すぐに寝ました。

サンディエゴ、あまり見どころはないですが本当にいい街なのでまた来たいと思います。

 

次回でついに最終回です。

 

アメリカ西海岸旅行記 Pt.8 ロサンゼルス3日目,サンディエゴ1日目

 

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かなり間が空きましたが、アメリカ西海岸旅行記3日目です。

1,朝食〜ユニオンステーション

この日はサンディエゴに移動するのみだったので、遅く起きました。確か9時頃だったかと思います。まずは、朝食ということで食堂に行き、何の変哲もない朝食を食べました。思い返すとここの朝食が一番面白みが無かった気がします。

 

朝食を食べた後は、トラウマと化したシャワーを浴びました。

かなり覚悟して浴びたんですが、流石に誰かが文句を言ったのか普通の温度になっており、快適に浴びることができました。

 

その後、11時くらいにホステルをチェックアウトし、ユニオンステーションに向かいます。昨日の反省を活かし、初めからGoogle Mapに頼りユニオンステーションへの直行バスに乗りました。50分くらいでユニオンステーションに到着し、Amtrakの案内所で次の便がいつか聞きました。すると、次の便は3時間後とのこと。

 

まさかのタイムロスです。かと言って他にサンディエゴに行く手段も無いので、券売所に向かいチケットを購入しました。40ドルくらいだった気がします。買う時にパスポートのチェックをされました。アメリカは至る所でパスポートチェックがある気がします。

 

その後、昼食を食べようと思いユニオンステーションの周りをぐるっと歩いたのですが、結局大したものが見つからず駅の中にあるSUBWAYでサンドイッチを買ってAmtrak待ちの人専用の待合室で食べました。

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Amtrak待ち専用の待合室。なんとなく歴史を感じさせるデザイン。

 

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SUBWAYはどこで食べてもSUBWAY。ピクルスマシマシにしてもらいました。(食べかけの汚い画像でスミマセン)

 

食べてから30分くらいした所で飽きたのと煙草が吸いたくなったので、駅の周りを散歩することにしました。

 

駅の正面玄関から出て道路を渡るとメキシコっぽい町並みが見えてきました。

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後から調べてみたところ、メキシコ人の街だったようです。リトルトーキョー的な感じでその国の人が集まっている街があるんですね。

 

お土産やらなんやらが売っていましたが、サンディエゴからメキシコに行く予定だったのでぶらっと歩いて帰りました。戻る途中、中国人カップルに Are you Korean?と話しかけられ No I'm Japaneseと答えるとHelp!と返されました。何事かと思ったら、アジア系の老人が迷子になっており、何を話しても通じないので言葉が通じる国の人を探していたようです。

 

まだ時間もあったので、老人に日本語で話しかけたり、日本語わかりますか?とiPhoneに表示して見せたりしたのですが結局反応はなく。役に立てずごめんね。と言って待合室に戻りました。

 

戻るとちょうど電車が到着し、搭乗が始まっておりました。

今回乗ったAmtrakがこちら。

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貨物列車ですか?ってくらいゴツいですよね。日本の新幹線がいかにおしゃれかがわかります。

 

適当に乗り込み、近くにいた乗務員にこの席ってどこ?と聞くとどこでも座っていいんだよ。海が見えるのは右側だからこっちに座るといいよ。と答えられました。座席番号みたいなものが書いてありましたが思い過ごしだったようです。

 

というわけで海側の席を確保し、持ってきたiPadで漫画を読み、駅で買ったお菓子とダイエットドクターペッパーを楽しみながらサンディエゴまで快適な時間を過ごしました。

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狭いように見えますが、日本の新幹線の1.5倍くらいの広さがあります。

 

かれこれ3時間半ほどかけて、ついにサンディエゴ到着です。

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サンディエゴのAmtrakの駅はこんな感じです。まだ18時半だったので明るいです。

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Amtrakから降りてとりあえず宿に向かうことにしました。

歩いても30分くらいのようだったので徒歩で向かいます。

 

歩いていると、これまでの街とは違う印象を受けました。

何が違うかというと治安が圧倒的に良いのです。ホームレスもあまり居ないしヤク中みたいな人も居ません。それだけでこの街を好きになれました。会社の広報の方が、サンディエゴはいい街なので是非行って欲しいと言っていた理由が用意に理解できました。

 

特に怖い思いもすること無く歩いて宿に到着です。

この日の宿はこちらです。

www.tripadvisor.jp

 

ダウンタウンの中心地にあるにも関わらず、安くて綺麗で良かったです。

部屋は10人部屋でしたが、半分くらいしか埋まっていなかったので快適に過ごせました。

 

荷物を置いた後は、まだ時間があったのでメキシコのティファナに向かうことにしました。サンディエゴの南にはメキシコとの国境があり、ティファナは国境からすぐに行ける距離の街なのです。この日以外にサンディエゴに居る日は、翌日と翌々日の帰国日だけなので先に行っておこうと思ったのです。

 

というわけで、近くの路面電車乗り場からメキシコへの国境駅行きの電車に乗りました。約40分くらい電車に乗って19時40分くらいに国境に到着しました。

 

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このような感じで鉄格子を抜けるとすぐにメキシコです。

鉄格子を超えてしまうとアメリカの入国手続きをしないと戻れないので要注意です。他の旅行者のブログ等を見ているとパスポートを宿に置きっぱなしのまま鉄格子を超えてしまい、アメリカに戻るのに相当苦労した人も居たようなので、絶対にパスポートは持ってメキシコに入って下さい。

 

鉄格子を抜けた後は、メキシコ人は特にチェックもなく歩いてメキシコに入国できます。外国人は外国人向けのカウンターがあるので、そこで滞在目的を答えてパスポートに印鑑を押してもらいます。厳しい質問も一切なく、ほぼスルーな感じで入国できます。

 

チェックを終え、国境を抜けるとそこはメキシコです。と言っても特に感動は無く、なんか寂れた街だなあという印象を受けました。ガイドブックによると道なりに歩いていくとティファナのダウンタウンまで20分ほどと書いてあったので徒歩で行くことに。

歩いていると通りすがりにチーノと言われることがよくありました。チーノは中国人のことで若干差別的なニュアンスも含まれているそうです。

また、通りすがりに日のついた煙草の吸殻を投げられたこともあり、アジア人が嫌われているんだなと感じました。当たらなかったので良かったです。

 

というわけで道なりに歩いていったのですが、高速道路のジャンクションが入り乱れていて街の明かりのある方向に通じている道が全くわからず、辺りも暗くなっていき、恐怖を感じたので街には行かずすぐに戻ることにしました。

 

何のために国境を超えたのかわからないですが、命の方が大事です。

アメリカの入国はかなり混み合っていると色々なブログで見ましたが、夜だったこともあり待ち時間はほぼゼロで入国手続を済ませられました。女性の入国審査官が担当だったのですが、メキシコに観光しに行ったけど暗いし道がわからないし怖いからすぐに帰ることにした。と行ったら少し笑われました。

 

そして、再び40分ほど路面電車に乗り、ダウンタウンに帰還です。

泊まっていたホステルがアルコール禁止だったので、近くのバーで飲んでから帰ることにしました。サンディエゴが夜も治安が良いので安心して飲めます。

 

入ったのはホテルの近くのバーで、明るくてオシャレな雰囲気でした。

サンディエゴはIPAの名産地ということで、ビールを大量に飲むことに。

バーのマスターもとてもいい人でしたし、頼んだピザも安くて美味しかったので満足でした。これまでビールを飲む時は店で買って宿で飲むスタイルだったので、特に楽しかった気がします。

 

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またもや食べかけ&飲みかけで申し訳ない限り。ピザとビールの組み合わせは最高。

 

結局、調子に乗ってパイントで三杯(1.5リットル)くらい飲んでいい感じに酔っ払ったところで退散しました。戻ったのが22時半くらいで、部屋の電気が消えていたので荷物をロッカーに突っ込んで、歯も磨かず寝ました。

 

殆ど移動で終わった日でしたが、これはこれで楽しかったなーと思います。

また長距離列車で旅行したいです。

 

続きます…!

 

アメリカ西海岸旅行記 Pt.7 ロサンゼルス2日目

 

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やっと西海岸旅行記7日目、ロサンゼルス2日目です。

1,朝食〜バス

7時くらいに起きて、朝食を食べにホステルの食堂に向かいました。

こちらのホステルの朝食はこれまで無かったコーンフレークがありました。

 

また、袋詰になったカットリンゴとペットボトルに入ったオレンジジュースもあり、宿で用意しているというよりは業者から買って並べているみたいな印象を受けました。

 

サクッと朝食を食べて、昨晩は疲れきってシャワーを浴びずに寝たのでシャワーへ。

これまでのホステルは個室のシャワーでしたが、こちらのホステルはプールのシャワーみたいな感じでトイレに併設されているタイプでした。

 

アメリカのシャワーは水とお湯の蛇口がそれぞれ付いていて、二つを回してちょうどいい温度まで回して使う事が多いですが、こちらのシャワーはお湯の蛇口のみでした。

Booking.comのレビューにシャワーがぬるいと文句が書いてあったので、ぬるいのかーと思いつつ蛇口を回すとなんとなく熱い…!

 

出している量が少ないせいだろうなと思い、最大まで出してみるとやはり熱い…!

上島竜兵もびっくりするくらい熱かったと思います。50℃近くあったのではないでしょうか。

 

シャワーを浴びても熱いを通り越して痛いので、身体に当たるまでに少しでも冷めるようお湯を遠ざけて浴び、どうにか身体を洗うことが出来ました。

ツイン・ピークスを謎ルートで登り切るなど色々と辛い事もあったアメリカ旅行でしたが、このシャワーが一番辛かったと思います。それくらい熱かったです。

 

地獄のようなシャワーを浴び終わって、部屋に戻り荷物の準備をしていざ出発です。

昨日乗ったバスの路線に再び乗ってハリウッドを目指します。

 

サンタモニカは快晴でした。海が美しい。

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ホステルの近くにバス停があったので、そこで待ったのですが待てど待てども別の方向にバスが行きます。

これはおかしいと思い別のバス停に行ってみると To Downtownと書いてある別の路線のバスが。これに乗って電車でハリウッドに行けばいいかと思い、乗り込むと、Where are you going?と聞かれたのでDowntownと答えるとTake another busと返されました。えっ?ダウンタウン行きじゃないの?と思いつつも、まあそういうことなのだろうと思い別のバス停へ。また同じ種類のバスが来たので乗ると同じやりとりをするハメになりました。

 

結局、頼るべきはGoogle先生ということで調べたところ20分後に近くのバス停からバスに乗れということで大人しく待つことに。結局10時にホステルを出て、バスに乗ったのが11時。なんとも無駄な時間を過ごしたものです。

 

こうしてバスに乗り込み、ハリウッドへ。

 

途中、かの有名なビバリーヒルズの看板の前を通りました。

わざわざ降りるような場所でもないなと思ったのでバスから写真を撮って終わりです。

フィッシャーマンズワーフの経験から大したことのない観光地を察知する能力が高まっている感じがしました。

 

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2,ハリウッド

1時間ほどバスに乗って、ついにハリウッドに到着です。

メインストリートには、Walk of Fameのスターが所狭しと埋まっていて、好きなアーティストのものを幾つか見つけることが出来ました。

 

SLASH

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RUSH

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ただ名前の入った星が埋まっているだけですが、やっぱり自分の好きなアーティストのものがあると嬉しいものですね。

 

ハリウッドには大道芸人みたいな人が沢山いて、話しかけてきて一緒に写真を撮らされ、チップを要求されるというのは前から知っていたので気を付けながら歩いているとラッパーみたいな奴が話しかけてきました。

 

「ヘイ!どこから来たんだ?名前は?」と聞かれたので適当に答えてあしらっているとCDにサインをし始めて無理矢理押し付けられました。要らんわと突き返すものの、お前の名前が入っているから今更返されても困るよ。俺は有名なラッパーだからチップをくれ!としつこく付きまとわれました。

 

NO!! NO!!と断るもののしつこいので1ドルを渡して退散しようとすると、有名なラッパーなのに1ドルは無いだろとゴネ始めて面倒になったので5ドルならどうだ?と聞くとOKとのことだったので仕方なく5ドル払いました。ご丁寧に20ドルでお釣りをくれました。しかも全部1ドル札で。

 

チクショーと心のなかで叫びながら、歩いていると同じような輩にひっかかっている韓国人を見かけてご愁傷様だなあと思いました。これからハリウッドに行く方は気を付けてくださいね。

 

その後、有名なチャイニーズ・シアターへ。

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手形を色々見ましたが、人が多いのとどれが誰のものなのかよくわからないのでサクッとその場を去りました。

 

そして、重大な事実に気付きました。ここは、1人で来て楽しいところではないと。

それに気付いたので昼ごはんを食べてダウンタウンに移動することに。

 

昼ごはんは、メキシコ料理屋でエビのタコスを食べました。

値段の割に量は少なめでしたが、一緒に付いていた辛いソースが美味しかったです。

 

メキシコ料理と言えばコロナビールですね。

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こうして、世界的にも有名な観光地ハリウッドをものの2時間で立ち去り、ダウンタウンへ向かいました。

3,グラミー博物館へ

どこに行くか悩んだ結果グラミー博物館に行くことに。

 

グラミー博物館はその名の通り、グラミー賞受賞者の所有物などが飾られている博物館です。アメリカのロック好きにはたまらない場所ですね。

前日にバスに乗った駅で降りて、徒歩で博物館を目指します。

 

この日はかなりの晴天でTシャツ一枚で歩けるくらいの気温でした。

途中、喉が渇いたので目に入ったスタバへ。

 

スタバはどこに行ってもスタバと言いますが、ロスも日本と殆ど変わらない感じでした。注文すると店員のオシャレメガネのダンディーなおじさんからどこから来たの?と聞いてきたので日本だよーと答えると腕に彫ってある漢字のタトゥーを見せてくれました。日本の文化が好きらしく、コーヒーを受け取る時にアリガトウゴザイマスと言ってくれ好印象でした。

 

ここではアイスコーヒーとクッキーを購入。スタバのクッキー、好きなんですよ。

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※名前はボカしてあります。

 

スタバは煙草が吸えないので日本では滅多に行かないですが、アメリカはどこの店でも店内で煙草は吸えないので結局どこでも一緒です。久しぶりに飲むスタバのコーヒーはやたら美味しい気がしましたね。

 

スタバで休憩してから10分くらい歩いてグラミー博物館に着きました。

この時はボブ・ディランの写真展をやっていました。

 

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中は撮影禁止なので、写真はありませんがグラミー賞受賞者の衣装などが飾ってあって面白かったです。あとPrinceがグラミー賞を受賞した時の映像が流れていて魅入ってしまいました。亡くなってしまったのだな…と思うと少し悲しくなりました。

4,ダウンタウン散策

この後は天使のマリア大聖堂やらがあるCivic Center駅の周りを散策することに。

最寄りの駅まで行って、一本電車を乗り継ぎCivic Centerの駅で降りました。

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看板に書いてある通り、Civic Centerの駅にはGrand Parkという公園が併設されています。

快晴の天気でまさに写真日和だったので、まずはここで写真を撮ることに。

 

西海岸に沢山植えてあるジャカランダの花。

日本では熱海とか宮崎に植樹されているそうです。

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落ちた花もまた美しい。

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Civic Center

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一通り写真を撮った後は天使のマリア大聖堂に向かいました。

 

とても特徴のある現代的な教会です。

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中はこんな感じ。

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教会を出た後は、適当に写真を撮り歩くことに。

 

ウォルト・ディズニー・コンサートホール。

とても特徴のある面白いデザインですね。

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いい光が差し込んでいたので撮った花。

オールドレンズならではの色合い。

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ロサンゼルスらしい一枚。

高層ビルが多いので縦で写真を撮るのが楽しかったです。

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こんなに沢山高いビルがあるにも関わらず新しいビルの建設が進んでいます。

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という感じで街をアテもなく歩きながら写真を撮りまくりました。

特に珍しいものも観光地的なところもありませんでしたが、ロスに居た中で一番楽しい時間だったなと思います。ロサンゼルスは街撮りが楽しい街ですね。

5,リトルトーキョーへ

そのまま歩き続けると街の中心地に出たので、リトルトーキョーに行くことにしました。

また来た方向に戻る感じになりますが、少し道を変えて歩きます。

 

歩いているとなんとなーく治安が悪い地域に入ってきました。

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後から知りましたがSkid Rowという治安の悪い地域に差しかかかった場所だったようです。Skid Rowの存在自体は知っていましたが正確な場所までは把握していなかったので、まさか自分の歩く道がSkid Rowの端だとは思わず。

 

ホームレスや薬物中毒者がいましたが特に怖い思いもせず通過する事が出来ました。

治安が悪いのは間違い無いので入らないに超したことはないです。女性は特に気をつけてください。

 

Skid Rowを抜け、Civic Centerの右側を通過し、ロサンゼルスのジャパンタウンであるリトルトーキョーに到着しました。

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リトルトーキョーには、焼肉屋、寿司屋、ラーメン屋、うどん屋など様々なレストランがあります。アメリカの料理も食べ飽きたので、何か日本食を食べようかなと思いましたがどれも比較的高い。

 

そんな中でNINJA MARKETという日本の食材を扱うスーパーがあったので興味本位で入ってみることに。お菓子から調味料まであらゆる日本食が揃っておりました。

 

※広告の品と書いてあるものの本当に広告が出ているかは不明

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上の写真以外にも惣菜コーナーには色々なものが売っていて、時間が遅いこともあり値引きシールが貼られていました。その中からおにぎりとカルフォルニア巻きを購入し、外にあったテラス席で食べました。

 

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カルフォルニアで食べるカルフォルニア巻は美味かった。おにぎりの写真は無いです。

6,サンタモニカへ

その後はぶらっと歩いて近くの駅から電車に乗ってユニオンステーションへ。

 

リトルトーキョーは比較的新しめな地域なので、ロスの電車の中でも一番新しいゴールドラインが走っています。ゴールドラインは東京メトロに引けをとらないくらい綺麗でした。乗っている乗客もなんとなく身なりが綺麗な人が多かった気がします。

 

そしてユニオンステーションからバスに乗りサンタモニカへ戻りました。

サンタモニカは、割と治安のいい場所なので夜歩いていてもそんなに怖くは無いです。

ということで少し散策することに。

 

有名なサンタモニカの看板

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桟橋から見たサンタモニカの街

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長谷川潤がプロポーズをされたという小さな遊園地

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という感じでサンタモニカをふらっと散策しました。

綺麗な歌声の女性シンガーが歌っていたり、かなり雰囲気のいい場所でしたね。

 

前日はなんでこんなクソ遠い所に宿を取ってしまったんだと後悔しましたが、ゆったり散策してみるととても良い街だなと思いました。

ここでプロポーズをするというのはとても素敵だなあとしみじみ思いました。

 

そして、帰りに酒屋でビールとおつまみを買ってホステルの中庭で飲んで1日の疲れを取りました。この日も20kmくらい歩いたので脚は結構きていた気がしますね。

 

余談ですが、こちらのホステルは飲酒禁止らしく飲み終わった頃に巡回していた職員に軽く注意されました。HI系列のホステルはどこも同じようなので、お酒を飲みたい人はUSA HOSTELS系列をオススメします。

 

てなわけで部屋に戻りすぐに寝ました。

 

Pt.8に続きます…!

アメリカ西海岸旅行記 Pt.6 サンフランシスコ6日目、ロサンゼルス1日目

 

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というわけで、サンフランシスコ6日目です。

なんでサンフランシスコに6日間もいるんだ…。とブログを書きながら自分でドン引きしています。全ては時差をちゃんと理解していなかった事が原因ですね。。

1,起床〜街歩き

この日は17時の便でロサンゼルスに行くだけなので、遅めに起きました。

朝食を食べて、部屋でネットサーフィンをしつつだらだらして、最後に荷物を詰めなおしてチェックアウトです。カウンター担当がトレイルツアーの時の女性だったので、良い宿だったよー。ありがとう的な他愛もない話をしました。

空港には15時到着くらいに行く予定だったので、バックパックは一旦預けて街に出ます。

 

といってもサンフランシスコには6日もいたわけで、近場はほぼほぼ観光済なので行く宛がありません。仕方なく思いついた方向で行ったことのないエリアを散歩することにしました。

 

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最初に行ったのがSF MOMAですが、行った時は改装のため閉館中でした。

ちょうどあと1週間後にオープンということでもうちょっと早く改装を終わってくれていれば…と思いながら外観だけを見て去りました。

 

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露天の野菜市。

 

沢山の野菜が売られておりました。

サンフランシスコに住んでいたら、ここで野菜を買いたいなーと思いましたね。

何かの間違いでシリコンバレー勤務になったら来たいと思います。

 

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塗装店の前に止まっていた小洒落たワーゲン

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坂の街、サンフランシスコらしい一枚。

このターク通りを真っ直ぐ進んでいくと治安の悪いことで有名なテンダーロイン地区があります。

 

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Twitter本社ビル。

こちらも治安の悪い地域のすぐそばにあります。左下にも写っていますが、浮浪者が多かったです。ヤク中みたいな人も何人か見かけました。

 

という感じでサンフランシスコの見ていなかったスポットを一通り散歩しましたが、時間は12時頃でまだまだ時間がありました。

もうすることも思いつかないのでとりあえず昼ごはんを食べようと思い、ずっと気になっていたお店へ。

 

それが、Super Duperです!!

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最近、日本にはシェイク・シャックが上陸して話題になりましたが、更にその先を行くサンフランシスコピーポーに大人気のグルメバーガー店です。現地に行く前からここは絶対に行ったほうがいいという情報を何度も目にしていたので最終日にしてついに行きました。

 

注文したのはチーズバーガー単品。早い時間だったのでポテトなどは無しです。

レジで注文してから作り始めるので、番号のついたブザーと水用のグラスを渡されます。

 

Super Duperは、本当に人気があるようで席があまり空いてなかったので先に席を陣取ることにしました。座ってから5分ほどで出来上がったので、グラスとペーパーを置いて座ってますよ!アピールをして取りに行き戻ると、そこには爺さんが…!

これが1人&アジア人の辛さということで、自分のグラスを取って退散しました。

そして、幸いなことに空いている席が1つあったので滑り込みました。

 

ということで、こちらがSuper Duperのチーズバーガーです。

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レアめのパティにトロットロのチーズが乗っています。そして、紙から滲み出るくらい油がすごいです。期待を胸に込め、いざ実食!! 

彦麻呂風に例えると「旨味の大洪水や〜」って感じでした。

お世辞抜きで人生でこれまで食べたハンバーガーの中で一番美味しかったと思います。In and outやJack in the Boxが霞むくらいの味です。

 

身体に悪そうな感じが半端ないですが、このバーガーだけはもう1回食べたいなと思いましたね。クラフトビールも置いてあるので、次に行ったらバーガー二個を食べつつビール飲みたいです。

 

かなり満足した後は、中心地にあるショッピングモールをぶらっと見てホステルに戻りバックパックを回収しました。ショッピングモールは、特に何もありませんでした。

2,ロサンゼルスへ

バックパックを回収したので目指すはPowell駅です。重いバックパックを背負って駅まで向かい、券売機にクレジットカードを突っ込んで乗車券を買います。

流石に6日もいると券売機で戸惑うことなどもうありません。

 

こうして、無事サンフランシスコ国際空港に到着し、チェックインを済ましてコーヒーを飲んで時間を潰して飛行機に乗りました。

 

飛行機では地球の歩き方でロサンゼルスの情報を調べつつ、ハイネケンを二杯飲みました。タダ酒ではないけど、追加料金無しでビールを飲めるのは嬉しいですね。

 

約2時間のフライトを経てロサンゼルスへ到着です。

到着したのは19時くらいだったかと思います。日没が20時なのでまだまだ明るい時間帯です。

 

ロサンゼルスはサンフランシスコと違って、空港からダウンタウンまでの直行の電車はありません。空港を出るとFly Away Bus(で合っているはず)というダウンタウンまでの直行バスが来ていたのですぐに乗りました。結構混んでいて、現地の方の隣に座りました。iPhoneを弄っていると、このバスはWiFi飛んでいるの?と向かいの席のおばちゃんに聞かれましたが、わからないよ。今使ってるのはSprintの回線だよー。と答えました。検索してもSSIDが出てこなかったので多分飛んでなかったんだと思います。

 

そうこうしているうちに30分ほどでユニオンステーションに到着しました。

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ユニオンステーションは、その名の通りロサンゼルスで一番大きな駅で長距離列車の発着地でもあります。

 

バスを降りると運転手に誘導されて料金所に連れて行かれます。このバスは料金後払い制なのです。料金所ではクレジットカードを渡すだけなのですが、現金払いには対応していないので、これから行く方は注意してください。

 

料金を払い終わり、バックパックを回収して駅に向かおうとすると車椅子に乗った老婆に話しかけられました。何を言っているかよくわかりませんでしたが、車椅子を押してくれとのこと。老人には比較的親切なほうなので、押してあげるました。

行き先を指示してくるのですが、どこに行きたいのかがよくわからずぐるぐると一周回ったところであのバスよ!と言ったのでバスのところまで送り届けてあげました。

すると運転手と何やら揉め始めたので、そそくさと逃げ去りました。

着いたばかりのロサンゼルスで、これ以上無駄に時間を使うのはゴメンです。

3,グリフィス天文台

さて、ここからどうしようか、宿に直行しようかと悩んでいたところグリフィス天文台のことを思い出しました。ちょうど4日前くらいにシアトルとロスに旅行をしていた友人からグリフィス天文台がオススメとFBにコメントを貰っていたのです。

 

グリフィス天文台へのアクセスは通常は車オンリーなのですが、土日だけ近くの駅からバスが出ています。そして、この日は日曜日。

頑張れば行けなくは無いなと思い、バックパックを背負ったままバスが出ている駅まで向かいました。乗ったのはRed Lineという一番ポピュラーな路線です。

 

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ロサンゼルスの地下鉄はサンフランシスコと比較すると、なんか治安の悪いなーという印象です。ホームレスみたいな人も乗っていますし、中でお菓子の行商(もちろん違反行為)などもやっています。アメリカは車社会なので、公共交通機関に乗るのは、学生・貧しい人・老人・旅行者くらいらしいですね。

 

少し怯えながらも最寄り駅まで着き、バスに乗りました。人が沢山いるのかと思いきや、そんな事はなく乗客は私と韓国人らしき青年だけでした。

 

駅から20分くらいかけて、グリフィス天文台に到着です。

時間をかけずに写真をババっと撮って退散する予定だったので、降りる時に次のバスの時間を聞いておきました。30分後とのことだったので、猶予は25分程度です。

 

小走りで夜景スポットまで行き、カメラを固定して夜景を撮りまくります。

撮った写真がこちら。

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大変素晴らしい夜景スポットでした。やはり三脚を持っていなかったのは大きな誤りでしたね。ですが、そこそこに撮れたので満足です。

 

写真を撮っていると、隣にいた日本人カップルが一眼レフのプレビューを見て「あの人の写真めっちゃ綺麗ー!」と話してましたが、多分同じ国籍の人だと思われていなかったんだと思います。

日本人ですよ。写真撮りましょうか?と話しかけるくらいの余裕があれば良かったんですが、時間もないので無視してひたすらに撮り続けて、駆け足でバスに戻りました。

4,サンタモニカへ

バスに乗って駅に戻り、目指すは本日のお宿です。

泊まったのはこちら。

 

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Booking.comでやたら評判が良かったのでここにしたんですが、完全にミスりました。

何故なら、サンタモニカに行くにはロサンゼルスから1時間ほどバスに乗らなくてはならないのです。日本で予約した時はとりあえず取っとけくらいの勢いで予約したのでそんなことは知らず深く反省しました。

 

サンタモニカ行きのバスはダウンタウンから出ていると他の旅行者のブログに書いてあったので、その人がバスに乗ったという最寄りの駅まで電車に乗りました。

 

駅に着いたのが22時近くだったので、辺りは完全に真っ暗です。そして、初めてのロスで雰囲気もサンフランシスコと全く異なります。日本で例えるならサンフランシスコは自由が丘でロサンゼルスは新宿です。とにかく大都会で怖い。

 

宛もなく歩いていると目当てのバスの番号が着いた看板があったので待つことにしたのですが、10分待ってもバスが来ない…。

そして、あるのは看板だけで時刻表なんてものはありません。夕食も食べずに天文台に向かい空腹だったので、バス停の向かいにあったドラッグストア的なところでドリトスを買い食べながら待ちました。これがこの日の夕食です。本当にひもじい…。

ドリトスを食べて一服すると待ち始めてから30分くらいでやっとバスが来ました。

 

初の深夜のローカルバスで怖いなーと思いつつも、特に怖いことは無く終点のサンタモニカに到着し、ホステルにチェックインしてすぐに寝ました。

 

アメリカの都市ごとの色の違いに驚いた日でしたね。

 

さらに続きます…!

 

アメリカ西海岸旅行記 Pt.5 サンフランシスコ5日目

 

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前回に引き続き、アメリカ西海岸旅行記5日目です。

 

1,起床〜ヨセミテ国立公園

5日目は、2日目にHISで予約したツアーの日です。そう、ついにヨセミテ国立公園に行くのです。

 

起床後、前日にセブンイレブンで買った小さなドーナツを持って、集合場所のウェスティンホテルへ。ユニオンスクエアの目の前の所なのでわかりやすいです。

こちらのツアーは、宿泊しているホテルに迎えに来てくれるものだったのですが、流石にユースホステルには来ないということで最も近いウェスティンホテルに行くことになりました。といっても5分くらいは歩きます。

 

集合場所に行くと、同じツアーの日本人カップルがいました。

見た感じ自分より、2,3個上かなー。いずれにせよカップルでアメリカに来てウェスティンに泊まれるのは羨ましいと思う1人で安宿に泊まっている男なのでした。

 

集合時間になると、日本人のおっちゃんが迎えに来てくれて別のホテルまで車で送ってくれました。そこからヨセミテ国立公園に行くバスに乗り換えていざ出発です。

 

担当の運転手も50を過ぎたおっちゃんだったんですが、JA大分のキャップを被っていてアメリカとのミスマッチさに1人で爆笑しそうになりました。

 

日本人ツアーということで、適当に自己紹介を皆でしました。

国際論文の発表が終わったついでに来ている研究者の方、親孝行な息子とそのご両親、大学生の息子とその両親など色々な人がいました。

 

自己紹介をした後は、ひたすら運転手が現地の情報を話していたんですが、飽きたのでiPodでアメリカのバンドの曲を聴きまくってました。

2,ヨセミテ国立公園

休憩を1回挟んで4時間くらいかけて、ヨセミテ国立公園に到着です。

ヨセミテ国立公園は現地でもかなりの人気スポットなので、入り口が激混みでした。土曜日ということもあったので、日帰りでキャンプをする人なども多かったのではないかと思います。30分くらい車の列に並び中に入れました。

 

ヨセミテ国立公園はあまりに大きくて1日で回るのは完全に無理なので、このツアーは有名な所だけを車で回るといったものになっています。

 

というわけで撮った写真から幾つかピックアップしてきます。

 

ヨセミテ

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名前が思い出せない滝

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確かハーフドーム

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といった感じで、見ればわかると思いますがかなり曇っています。

5,6月のヨセミテ国立公園は滅多に雨が降らないそうなのですが、この日は生憎の小雨で曇っておりました。

 

上記のスポットを回った後は、ヨセミテロッジに寄って昼ごはんです。

 

昼ごはんと言ってもお弁当という話を聞いていたので、カッチカチになったサンドイッチで出てくるのかなと思ったら、まさかの和風のお弁当が出てきました。

 

食べるのに必死で写真を撮っていませんが、メンチカツやらひじきやら、懐かしの日本食が沢山入っていて、下手したら今回の旅行で食べた中で一番美味しかったんじゃないかってくらい美味しかったです。

 

昼食を食べた後は、ヨセミテロッジ周辺で自由行動の時間が1時間ほどありました。

 

先にお土産コーナーに行きましたが、大したものは無かったのでドクタペッパーゼロと帰りのバスで食べる用のお菓子を買いました。店員がオネエかつ日本語をちょっと話せる人でした。

 

その後は、ロッジの周りで野生動物の写真を撮ることに。

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野生動物と言ってもロッジの周りにいるのはリスと、ステラーカケスという蒼い鳥だけですが。ステラーカケスは結構珍しい鳥のようで、ヨセミテの周りにしか生息していないらしいです。

 

その後は、再びバスに乗りヨセミテ内の観光スポット巡りです。

 

エル・キャピタン

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Mac OS Xのコードネームにも使われているエル・キャピタンです。

エル・キャピタンは、世界のクライマーの中ではかなり人気のスポットだそうです。

普通は4日くらいかけて登るらしいですが、最速記録は2時間半くらいらしいです。

 

因みに、数年前までの最速記録は日本人が保有していましたが、ここ最近外国人に抜かれてしまったそう。更に最速記録を持っていた日本人は、ヨセミテの他の岩からハングライダーで降りるのに失敗して死んだそうです。うーん、クレイジー。

 

そして、本当に登る人なんているのかねと思いながら望遠レンズでよく見てみると発見しました。

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休憩しながら景色を眺めていますね。

ヨセミテの景色は最高なので、ああやって途中のスポットで何時間も休んでいる人もいるそう。おっかないけど羨ましい限り。

 

エル・キャピタンとハーフドーム

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という感じで、ヨセミテの有名スポットを超短時間で回りました。

時間をかけて見られませんでしたが、ヨセミテ国立公園はとても素晴らしい場所でした。自然も多いし景色も綺麗だしと。

次に来る時はもっと良いカメラと三脚と嫁を連れて来て、2泊くらいキャンプをしたいです。嫁さんを貰えるように頑張ります。

3,Back to San Francisco

弾丸観光も終わり、サンフランシスコへ戻ります。

特段歩いたわけでもないので疲れてないですが、暇なのでひたすら寝ました。

そして、途中の休憩所にて再びドクタペッパーゼロを購入。本当に美味しいです。

 

再び4時間のドライブを経てサンフランシスコに到着!!

長旅お疲れ様でした。というわけで解散です。

 

ウエスティンに着いたのが19時半くらいだったので夕食を食べることにしました。

一人旅ということもあり適当なものしか食べていなかったので、まともなものを食べようと思い地元の人に人気のアメリカンダイナーに行くことにしました。

 

行ったのはこちら。

50年近くの歴史があるアメリカンダイナーだそうです。

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入ってみるとまさに現地の人向けのお店で観光客らしき人はいませんでした。

システムは簡単でフードコートと同じです。

カウンターで注文してお金を払って料理が出来るのを待つだけ。

 

待つといっても肉等々も既に調理してあるものを切るだけなのですぐです。

 

そして、今回食べたのがこちら。

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あまり見栄えは良くないですが、ローストビーフ的なものです。

甘酸っぱい感じのあまり日本にはない味付けでしたが、とても美味しかったです。

このボリュームで12ドルくらいってのは安いなあと思います。

 

ここでビールも飲もうかなと思いましたが、お店が混んでいたのでやめました。

そしてホステルに戻り、5日分の溜まった洗濯物を洗濯しビールを飲んで寝ました。

 

殆ど移動に取られた形になりましたが、ヨセミテ国立公園は行って本当に良かったです。必ずやまた行きます。

 

続きます…!

アメリカ西海岸旅行記 Pt.4 サンフランシスコ4日目

 

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続いてサンフランシスコ4日目です。

1,朝食&準備

2日連続歩いてかなり疲れていたので、この日は9時頃に起きて朝食を食べました。

前日、面倒で断念したパンケーキ作りにもチャレンジしました。

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そこそこ上手く焼けた気がしますが、どうでしょう。

味は、素のパンケーキミックスがあまりいいものでは無かったようで普通な感じでした。

 

その後、前日に浴びなかったシャワーを浴びた後、何をするかひたすら考えます。

気分転換に煙草を吸いに外に出るとまさかの雨が…。もうこの時点で街歩きを断念せざるを得ない感じです。

2,Apple

結局、以前から行きたかったクパチーノのApple本社に行くことにしました。

Apple本社への行き方は2日目に観光案内所のおっちゃんから聞いていたので、聞いた通りサンフランシスコのCaltrainの駅へ。

 

歩けない距離でもないですが、雨が降っていたのとCaltrainの駅の周りは治安が悪いと聞いていたのでバスに乗りました。

 

駅に着くと次の電車はまさかの45分待ちということで、とりあえずチケットを買って、コーヒーを飲んで待つことに。途中トイレに行ったらうさ耳を付けたいかにもゲイなおっさんがレッチリのBy The Wayを熱唱していて釣られて歌いそうになりました。

 

そんなこんなで待ちに待ってやっとCaltrainに。

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ドイツのICEとなんとなく似ている気がしました。

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中はこんな感じで、好きなところに座れます。

乗り心地は結構快適で、1時間ほど電車に揺られながら好きな音楽を聞いてリラックスした時間を過ごせました。

 

音楽を聞くのにも飽きてきた頃、ついに目的地のサニーベイルの駅に到着しました。

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Apple本社に行くためには、ここから更に30分バスに乗る必要があります。

というわけで駅前からバスに乗り込みます。ここはサンフランシスコ市外になるので、サンフランシスコ市内の乗り放題チケットは使えません。1.5ドルを運賃箱に投入して乗り込みます。

そして、ついにApple本社に到着です。

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有名なInfinite Loop1です。

一通りぐるっと回った後、お目当てのカンパニーストアへ。

ここでは、ボールペンやらマグカップやらキーホルダーやら限定のAppleグッズが買えると聞いていたので高揚しながら中に入ると…。中は、普通のApple Storeそのもの。しかも若干小ぶり。

 

えっ?と思いながら店内を回ると限定グッズがありました。しかし商品数が物凄く少ない。どうやら去年に改装されたらしく、そのタイミングで商品数も減ったようです。悲しい。

 

結局、かつてのレインボーロゴが入ったTシャツとアルミのAppleロゴ入りのボールペンを買って帰りました。店員のおばちゃんにそのボールペンを選ぶとはいいセンスしてるわねと褒められました。

 

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これがカンパニーストアだッ! 銀座のApple Storeと大差ない佇まい。

 

Appleを出た後は、近くのBAGELなんちゃらって店で遅めの昼食を食べました。

シリコンバレーで緑茶が流行っているというのは嘘ではないらしく、この店にもお~いお茶が。

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というわけで、長い時間をかけてApple本社へ行き、再びサンフランシスコに戻ります。Caltrainに乗っているとGIANTSのユニフォームを着て、Metallicaの旗を持った人達がわらわらと増えてきました。どうやらAT&Tスタジアムで試合があるようです。

3,街歩き

ちょっと気になったので帰りにAT&Tスタジアムを見てみることに。

 

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そこには物凄い数のファンがいて大盛り上がりでした。

Metallica来るのかなー? 来るなら野球に興味ないけど見たいけど来ないだろうな…。と思いサクッと帰りましたが、後日調べたところMetallicaが来ていたようですw 惜しいことをしました。

 

この時、時間は17時くらいだったのでサンフランシスコのギターセンターに行くことに。ちょうどPrinceが亡くなった後だったので、ギターセンターに行けばPrinceのグッズが売っているかも知れないと思ったのです。

 

それでも時間が余ってしまうので、先にCivic Centerやら街の中心地を見ることにしました。

 

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名前は忘れましたが役所的なところの前。

中心地と言いつつも治安の悪い地区が後ろにあり、ホームレスが沢山おりました。

 

その後、お目当てのギターセンターに行きましたがPrinceグッズも無く、大したギターも無くガッカリな感じでホステルへ帰還。

4,ビアオリンピック不戦敗〜黒人に絡まれる。

晩飯をどうしようかと悩んでいたら、ホステルのイベント掲示板にビアオリンピックの文字が。どうやらバーに行ってビールを飲みまくるイベントのようです。

 

これは、唯一の日本人として参加せねばと思いエントリーしました。

集合時間になったので、皆でバーに向かって歩きます。

せいぜい10分くらいでしょう?と思いながら歩くも、いくら歩いても着かない。

そして着いたのは、もう港の近く。ここまで30分歩いています。

 

まあいいか、外国人と飲むぞ!と思いバーに入ろうとしたところまさかのパスポートを忘れている事に気付きました。アメリカはバーの入店はおろか、酒屋でビールを買うにもID必須です。頼み込んだものの無理ということで、もう一度歩いてくるのも辛い&翌日はヨセミテ国立公園で朝が早いので諦めて帰ることに。

 

途中セブンイレブンを見つけたのでふらっと入ってみると、旨辛チキンみたいなものが売っていたので、これを晩飯にビールを飲むことに。

 

一旦部屋にパスポートを取りに帰り、目の前の酒屋で枝豆スナック的なものとビール日本を買いました。

 

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左がアメリカンIPAで右がメキシカンピルスナーですね。

アメリカンIPAがやたら美味しかった気がします。

 

外国人と飲みたかったなー、チクショーと思いながら一人で飲んでいると黒人がチキンを見て「Where did you buy?」と話しかけてきました。ああ、セブンイレブンだよーと返してあげると、「もしかしてニホンジン?」と聞いてきました。

どうやら彼はアメリカの大学でスポーツ科学を勉強していて、日本では東北大学早稲田大学に留学していたとのこと。

そんな他愛もない話をしているうちに打ち解けて、ビアオリンピックに行けなかった話をするとこれから友達と飲むからおいでよ!と誘われました。

 

翌日が早かったので0時くらいまでならいいよ。ということで一緒に行こうとするとまさかの車で10分くらいかかるとのこと。途中で退散する気しか無く、1人でホステルまで帰れる自信が無かったのでやめました。

 

あと、ボクは身体のことすごく詳しいよ。筋肉付けたいでしょう? どこを強くしたいの?と聞かれ、ああ、まあね。脚とかね。と返したら違うよ、もっとあるでしょう、ほら。と言われゲイ的な何かを感じたのもやめた原因の1つでもあります。

 

今日は遅いから、明日また飲もうと言ってgmailのアドレスを教えたものの翌日は連絡が来ず、彼はなんだったんだろうという感じです。

 

結局、部屋に戻ってシャワーを浴びて翌日のヨセミテ国立公園に備えて寝ました。

 

5日目に続きます…!

アメリカ西海岸旅行記 Pt.3 サンフランシスコ3日目

 

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サンフランシスコ旅行、3日目です。

 

1,朝食〜準備

朝8時くらいに起きて、ユースホステルのフリー朝食を食べました。

以前のブログにも書いた通りユースホステルの朝食はどこも大体同じような感じで、ここも基本はパンとフルーツでした。唯一違ったのは、パンケーキ焼き放題というところのみ。この日は面倒だったのでパンケーキは焼きませんでした。

シナモン入りのトーストが美味しかった気がします。写真はありません。

 

朝食を食べた後は、部屋に戻って荷物の準備をしてロビーで待機です。

この日は前日に申し込んだホステルのトレイルツアーに行くのです。

 

まだかなーと思いながらネットサーフィンをしていると、わらわらと外国人が7人くらい集まってきました。勿論日本人は自分だけ。アジア人も自分だけ。

2,トレイルツアー

というわけでトレイリングの開始です。

バスでスタート地点まで行ったんですが、スタート地点までなかなか打ち解けられずホステルの人と適当に話していました。20分ほどバスに揺られてスタート地点に到着しました。

 

スタート地点はサンフランシスコの海沿いの最西端の地点です。

使われなくなった貯水プールみたいのがあって、ホステルの人が色々と説明してくれましたが早口でよくわかりませんでした。

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ここから割と本格的なトレイルコースの開始です。

黙々と歩いていると、一緒に来ていたイギリス人の活発系カメラ女子が話しかけてくれて日本のことやらイギリスのことやらを色々話しました。今日のサンフランシスコは霧がすごいけど、ロンドンとどっちがすごい?と質問したらロンドンの方がすごい。というか酷いという回答を頂きました。

 

あとは、ロシア人のパンク系ファッション女子とも話して、いつか日本に行きたい!と日本への思いを語ってくれました。ロシア人でしたが英語はペラペラで、あまり話せない自分が情けなくなりました。

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右を歩いているのがイギリス人の子。アンって名前だった気がします。

 

その後、結構キツい崖の道をひたすら歩いて、とても眺めの良いスポットに辿り着きました。ゴールデン・ゲートブリッジが一望できるナイススポットです。ガイドブックにも書いていない穴場スポットですね。体力のある方は挑戦してみてください。

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※写真が微妙なのはご愛嬌…。

 

この後はさらに30分ほどかけてトレイルコースの終着地点まで歩きました。

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そして、さらにここからゴールデン・ゲートブリッジまで歩きます。

歩道があまりない道が続く中、皆でGoogle Mapを見て道を調べつつのウォーキングです。ホステルの人は今回が初めての担当だったらしくソーリーと言っておりました。

今後、毎週10kmくらいトレイリングすることになるらしく辛いとのことでした。頑張れ。

 

そんなこんなで30分ほど歩いてゴールデン・ゲートブリッジに到着です。

前日に1人で渡りきったので恐る恐る、「これ渡るの?」と聞いたら「まさか、渡らないわよ!」と即答されたので安心しました。

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一般的な観光客は右サイドからしかゴールデン・ゲートブリッジを見ないと思いますが、左サイドから見るゴールデン・ゲートブリッジはまた違った魅力がありました。オススメです。

3,チャイナタウンへ

というわけで、ここでツアーは解散です。ゴールデン・ゲートブリッジを観光していく人もいれば、ダウンタウンに戻る人もいました。

完全ノープランの旅だったので、私はとりあえずダウンタウン方面に戻ることに。

ダウンタウン方面のバスに乗り、昼食をどうしようか悩んだ結果チャーハンが食べたくなったのでチャイナタウンへ向かうことにしました。

 

ホステルに戻るメンバーがPowell Stで降りる中、1人その先のMontgomery Stまでバスに乗り、そこから徒歩でチャイナタウンを目指します。

 

Google Mapを見ながら歩いているといきなり街の雰囲気が中華な感じに。

 

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中国は行ったことがないですが、台湾はまさにこんな感じの町並みだったのでワープしたのかと思いました。

 

ずらずらと中華料理屋が並ぶ中で行ったのは、日本語のブログやトリップアドバイザーでも評判の良かったこちら。

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少しお昼時を過ぎた14時くらいに入店したので比較的空いていました。

入ると中国人のウェイターがジャスミンティーを持ってきてくれました。とても美味しかったです。

 

そして、お目当てのチャーハンを注文です。幾つかある中で選んだのはポーク炒飯。

細切りの豚肉が沢山入ったチャーハンでした。(写真はありません…。)

 

8ドルくらいで大盛りの炒飯が食べられて大満足でした。3日目でアメリカ料理に飽きてきていたのでちょうどいい感じでした。

ちなみにジャスミンティーは別途料金取られるのかと思っていたら、まさかのサービスでした。有難い。あとお会計のレシートと一緒にフォーチュンクッキーを貰いました。

中華系のお店ってあまり接客が良くない印象がありますが、接客もコスパも良いお店で満足です。

4,再びフィッシャーマンズワーフへ

その後、何を思ったか前日に行ってガッカリしたフィッシャーマンズワーフに再び行きました。単にチャイナタウンから近かったからというだけなのですが。

どこに行くかが全く決まっていなかったので、海辺のベンチで地球の歩き方を広げて思案した結果、ヒッピーの聖地ヘイトアシュベリー地区に行くことに。

 

こんな所とはもうおさらばや!と思いフィッシャーマンズワーフを後にしダウンタウン行きのバスに乗り込みます。

5,ヘイトアシュベリーへ

ヘイトアシュベリーは、サンフランシスコの中心地Powell Stの周辺から南西に行った所にあります。確かPowellの次の駅で降りて歩いた気がしますね。

ヘイトアシュベリーは、元々ヒッピーの人達が住んでいたんですが、近年のシリコンバレーのスタートアップ台頭によって新興住宅街化しているらしいです。

ヒッピーの人達は勿論それをあまり良く思っていないそうで、若干治安が良くないとのこと。

 

実際歩いてみると、街が少し汚くなってきたなあという印象はありました。

※外国の治安の善し悪しは、ゴミの数を見れば大体わかります。

 

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街を歩いているとヒッピーの人達が描いた社会風刺的なストリートアートが散見されます。あまり見つけられませんでしたが、アーティスティックなものが多く面白かったです。さらに歩き続けるとこの地区では有名らしい?公園のブエナ・ビスタ・パークに到着しました。

 

中に入ってみるとヒッピー風の人達が大音量でグレイトフル・デッドを流しながらマリファナを吸ったり酒を飲んだりしていてなかなかに異国感のある光景でした。

その一方で子供たちが元気に遊んでいたりと、光と闇?が共存している環境なんだな…。という印象を受けました。

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※芝生でごろごろしているのがヒッピーです。

6,カストロ地区

その後、更に歩いてヒッピーの聖地からゲイの聖地、「カストロ地区」へ。

街の端の方から入ったんですが、歩いているとゲイ向けの下着やら大人のおもちゃやらが堂々と売られている店が増えてきました。

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※街の随所にLGBTのシンボル、レインボーフラッグが見受けられる。

ゲイではないですが、ゲイの人達が作る音楽や芸術作品は好きなのでふらっと土産屋に入ってみると、いかにもゲイっぽい店員に「ハロー♡」と話しかけられました。ちょっと怖かったので、ぐるっと見て退散。大したものはありませんでしたね。

 

個人的な意見になりますが、アメリカのLGBTの人達への寛容さは素晴らしいなと思いました。日本だと、LGBTであることをオープンにしている人達はお水系のお店でしか働けない印象が強いですが、アメリカには普通のお店でゲイの人達が働いていました。後は工事現場の作業員にもオネエの人がいたり。

差別無く自分らしく生きられるというのは当たり前ではありつつもなかなか出来ないことなので流石自由の国だなと思いましたね。

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有名なカストロ劇場。この時はSF映画のイベントがやっていたようです。

7,ツイン・ピークス

一通りカストロ地区を見た後、サンフランシスコが誇る夜景スポットであるツイン・ピークスに行くことにしました。ブログ等で調べるとツイン・ピークスには車で行くのがオススメと書いてあることが多いのですが、どうやらバスでも行けるようです。そしてそのバスはカストロ地区の前から出ているとのこと。

 

というわけで、10分ほど待ってバスに乗り込みます。

どこで降りればいいのかわからなかったので、Google Mapを見ながらそれっぽい所で降りた所間違っていたようで一気に途方に暮れました。

しかし、それでも諦めないのがサムライスピリットということで、Google Mapを頼りに歩きます。すると、ツイン・ピークスへの近道のような細い道がGoogle Mapに書いてあるのを見つけました。

 

ラッキー!と思いその道に入ってみると、まさかのトレイルコース…。

朝もトレイルをして足がパンパンの中でトレイルアゲインです。25歳にして泣くかと思いました。ですが、覚悟を決めて登って登って登ります。

20分くらいで着くやろと思っていたら20分かけてやっと半分といった所で写真を一枚。

 

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右下に見えるのが歩いてきた道です。草にまみれながら歩いてきたわけです。

前にも後ろにも誰もおりませんでした。

 

哀しみに暮れながら更に歩き続けて、やっとこツイン・ピークスに到着です。

登って行くと何かの撮影をやっていたようで、どこかで見たことのある黒人俳優みたいのがいました。そんな中崖道から一人の疲労困憊で死にそうなジャパニーズが現れたので若干驚かれました。

 

疲れながらも周りを見渡すと、それは素晴らしい景色で苦労して登ってきて良かったなと。

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こんな感じでサンフランシスコの街が一望できます。

着いたのが夕暮れ時だったので、とりあえずツイン・ピークスに2つとも登ることにしました。ツイン・ピークスは英語で二つの丘という意味です。

女性の胸のような感じに二つの丘が並んでいます。

 

どちらも最高の眺めで甲乙つけがたい感じでした。そしてカップルが多くて男一人旅の辛さが増しました。あと韓国人の団体がはしゃいでいてちょっとうるさかったな…。

 

両方登った後は、夜景を撮るために日の入りを待ちます。

その間に撮った写真がこちら。青と赤のコントラストがとても綺麗で何枚も撮ってしましました。

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そして、ついに日が沈みきって夜景撮影開始です。

三脚を持っていかなかったので、柵にカメラを固定して長時間露光で撮りました。

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真ん中に通っているのがサンフランシスコで一番大きい通りのROOT 101です。

東京の夜景も美しいですが、サンフランシスコの夜景はまた違う魅力がありました。

 

こちらでも何枚も写真を撮って気付けばあたりが真っ暗に。そして寒くなってきたので帰ることにしました。流石に明かりも無いトレイルコースを歩くわけにはいかないので、帰りは車道の端を歩いて下まで降りました。行きの10倍くらいは楽だったと思います。

 

そして、降りてバス停に行くものの、次のバスの時間がわからずカストロ地区まで30分くらい歩いて帰るかと思っていた矢先、行きに乗ってきた方面のバスが…!

サンフランシスコのバスは、山手線のようにひたすら同じルートを回っていることを知っていたので速攻飛び乗りました。バスに乗って少しすると Next is Twin Peaksというアナウンスが流れ、どうやらここで降りるのが正解だったようです。

これから行く方は参考にしてください。

 

こうして、バスでカストロ地区まで戻り、そこから電車に乗ってPowell Stに無事到着しました。この日の晩ごはんは、ホステルの近くのメキシコ料理屋で買ったブリトーと近くの酒場で買ったビールをホステルのキッチンで食べました。

ブリトーは肉・豆・野菜が沢山入ってとてもヘルシーかつボリューミーでしたね。

 

恒例のiPhoneのヘルスメーターを確認すると、この日の総歩行距離は22kmと前日に続きなかなかハードな観光となりました。2日連続歩きまくって疲れたので、シャワーも浴びず死ぬように寝ました。

 

4日目に続きます…!